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Anisakis

c0012176_22473840.jpgお食事中の皆様、失礼致しました。

ホッケを捌いていたところ偶然発見。
生食可能な空輸&活け締めのホッケだったのだが…
大自然を相手にパーフェクトなどという言葉は存在しない(大げさ)。
いやー、三枚に下ろしていて偶然発見したんだが、危ない危ない。
救急車送りになっていたかもしれん(これは本当)。

最初に発見した切り身側に乗り移っていた一匹は抜いてしまったのだが
※生きているうちは内臓だけに居ると言われている…
良く見れば肝臓あたりにも、最初から見えるところに居たんですね。
というわけで早速撮影。

実はアニサキス、酢、塩、酒、醤油などでは死にません。
それからタタキなども加熱が不十分だと死なない確率高し。
唯一死ぬと言われているのが煮る、焼く、揚げるなどの充分な加熱か
マイナス50度で24時間以上冷凍すること。
というわけで、多分ほかにもいたとは思うが
さっさと小麦粉まぶしてカレー粉揚げにしました。

「焼いちゃえばただのタンパク質だから海老と一緒だよ」というのは
その昔、目黒の寄生虫博物館の館長さんと話した時のお言葉です。
みなさまもお気を付けあそばせ。
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by rocketwriter | 2005-02-26 22:47 | 魚介道

久しぶりにGRACE。

c0012176_224516.jpg実は日曜(イナダの漬けと浅場ガレイの煮付け/角上魚類)
月曜(カマスの刺身!と細魚の天ぷら/GRACE)と
相変わらずのペースだったんだけど
火曜はGRACEに魚、全くなし。水曜は河岸が休みだから出かけもせず
そして二日ぶりの今日という感じである。

社長唯一オススメなのが銚子沖の金目鯛
でもなー2250円はうちらには高いっすよ…などと迷いつつも
勢いで買ってしまった、負けてもらったけど。
ちなみに金目鯛は銚子産が築地でも最高級。
浅い海にいるので地金目とも呼ばれ、魚体が真っ赤で一年中脂が落ちない。

それにしても社長の「いい魚なくってさー、オレも恥ずかしくなっちゃうよ」
っていう一言がかわいーです。

我が家のお気に入りな食べ方は三枚に下ろして骨を処理した後
両面を軽く炙ってPOMMERYの粒マスタードでいただくというもの。
今回は皮目のみをあっさり目に炙って醤油&山葵で食べるのもやってみた。

流石に新鮮かつ腹側の脂の風味が上品。値段分の価値はあるなと妙に納得。
残る中落ちは軽く塩して焼きにして
頭は真ん中で割ってカマと肝を添えて煮付けにした。大満足。
実は西京味噌焼きってのがウマイらしいんだけど、今度挑戦してみよう。
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by rocketwriter | 2005-02-24 22:06 | 魚介道

京都議定書とクルマバカの想像力

c0012176_0351550.jpg2/16の京都議定書発効。僕の周りでも取り上げる人が多かった。
記念すべきターニングポイントになるのか、なってほしいなと思う。
化石燃料を消費する僕らクルマ好きも、そろそろ変革が必要なはずだ。

思うにクルマほど現代文明の英知を集めたプロダクトはない。
世界中の最も優秀な技術者、デザイナー、プランナー、経営者がチームを組み
近代製造技術の宝石箱のような商品をつくり出す。何百億もかけて。
その開発のシビアさは、多分コンピュータや家電やアパレルの比ではないし
それこそがクルマの魅力の核心なんだと思う。

ところがそれを使うほとんどのユーザー、つまり僕らは
彼らの英知に値するほど想像力を働かせない。
ただ漫然とクルマを所有して、なんとなく愛車の評価なぞを気にしつつ
クルマが与えてくれる快適性や利便性や刺激や操縦感覚や
デザインや品質感や趣味性や周囲の視線や消費欲に、シンプルに身を委ねる。
与えられるだけの関係に「趣味」という名前をつけて。

ここ最近、そんなクルマ好きならではの僕のノーテンキぶりを
クルマを突き放して見ている人々に指摘されることが増えてきた。
まあ確かに、高速移動するパーソナルな空間で、エアコンを効かせ
好きな音楽をかけ、化石燃料を燃やして走れば、エゴが増長しないほうが不思議だ。

だから、今や海面上昇による環境難民が8000人/日以上のペースで増えている
などという話も、同じ地球の話なのに、遙かな出来事として吹っ飛ぶのは情けないけど理解できる。
これ、タバコの問題とかと根っこは似ていたりするんだろか?

さて、そうは言っても人はクルマに乗り続けるわけで
僕らはどんな未来に向かうのか、そろそろ真剣に舵取りをしないといけなくなってきた。
京都議定書発効とはつまり、搾取される側の世界ではとっくに深刻化していた環境=生存問題が
いいトコ取りをしてきた先進国各国にも暗い影を落とし始めたという、渋々とした再認識だったりもするだろう。

問題はすべて、輝ける明日のテクノロジーが解決してくれるだろうか?
それはないだろう、というのが、僕を含めた大多数の偽らざる本音のはずだ。
ただし、もうクルマに乗らないとか、速攻でハイブリッドに買い換えるとか、性急な方針は長続きしそうにない。
だからまずは、やれるところから、一つ一つエコな選択肢を選んでいくのがいいんじゃないかと思う。

何ができるかって?
恥ずかしながら、アイドリングストップとかちょっとした用事でクルマに乗らないとかしょっちゅう洗車するのはやめにするとか
半年3000kmという世界最速のインターバルでオイル交換することに疑問を持つとか
誰でも知っている当たり前の提案しか思い浮かばないし、それなら既に実行しつつもある。
NHKの連ドラあたりでエコ家族とかやっていただくと、僕らもグッとイメージが湧いたりするのではないかと思のだが
ヤバイというかけ声以外に、意外なほど具体的な提案が少ないのは問題なんだろうな。

以前コメントにて紹介してもらったENGINEのスズキさんのインタビューには、想像力と生活者というキーワードが登場する。
あれから2年経った京都議定書の時代に問われているのは、まさに生活者としての想像力、そのクルマ好きとしての表現のし方に他ならない。
どーせならカッコ良くクルマとつき合いたいし、そう見られたいでしょ?
だったら輸入車持ちは国産車持ちより趣味がいい、などという恥ずかしい自信に浸っている場合ではない。
まずは僕らの現状を見据え、常に想像力をもってそれを直視すること。
つまりは生活者の視線を持つこと、ここから始めるしかないんじゃないでしょーか。
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by rocketwriter | 2005-02-24 03:17 | car

散歩とiPodと…

c0012176_10253589.jpgいまやってる仕事の終わりが見えてきて
少しほっとして、今朝は小金井公園を散歩する。

最近、散歩にiPodを持ち歩いている。
気になってた曲を次々にかけてはトランス気分で歩くと
曲に乗って風景がグルグル回っていくような感覚になる(単純だね)。
自然と歩くテンポが上がるというか速くなって気持ちいい。
これってクルマとBGMの関係に似ているかも。

イヤフォンから漏れてくるクルマの音や話し声も
いったん曲に集中しちゃうと
好きな音だけを意識に取り込んでは、脳内ミックスできるみたいで
ヒューヒューというイヤーフォンの風切り音なんか、いい感じなんだな。
「やっぱiPodあると充実感が違うわ」などと思っていたわけです。

ところが今日は、ポカポカ陽気が戻った公園を歩いていて
ふと、今、外が、どんな音をしているのか気になった。
イヤフォンを抜くと、無音と言えばそう言えなくもない静けさ…
でも耳を澄ませば、風の音や遠くの話し声や、ほかにも色んな音がしてくる。
そこらじゅうに満ちた存在感のない雑音に過ぎないんだけど
それに意識を向けるのが新鮮で、五感が研ぎ澄まされるよーな…野生でも目覚めたか?

そう言えばエリック・ロメールの映画で、マイクの風切り音がとても印象に残ったことがある。
あえて整理しない雑音が、映画という虚構にざらつきというか、リアリティを生み出していて
そーか僕らは色んな音を無意識に受け流しているのかと、妙に納得した。
必要な事以外は、見ているようで見ていない、聴いているようで聴いていないっていうのは
情報の洪水に生きている現代人にとっては大事な才能かもしれないけど
今はそうすることがあまりに当たり前になって、色んなことが一種の無関心状態になっているかもしれない。

で、散歩っていうか歩く速度って、そういう感覚を取り戻すのにちょうどいい感じがする。
例えばクルマだと、刺激はずっと多いけど、必要なのは判断力とか反応力がほどんど。
どっちかっていうとゲーむっぽいというか、バーチャルな方向性だよね。
これで音楽聴いたりすると、もうほとんどわかりやすい、アニメみたいな輪郭の情報しか取り込めない。
自転車はだいぶいいんだろうけど、それでも歩くほうが色々見聞きできそうだ。

考えてみれば、今はなんでもかんでも速くなっちゃって
そのスピードについて行くのに余計なコトはかなぐり捨てて突っ走ってる感じがある。
それに馴れた結果、実は歩いている時にも、いろいろ感じることをやめちゃったりしてね。
ヘッドフォンステレオしながら移動するのって、音楽聴いた方が面白いっていうより
移動時間に価値がないから音楽で充実させるって考え方に近いんじゃないかな?

まあiPod聴きながらの散歩は楽しいので止めるつもりはないんだけど
たまにはヘッドフォン外して、毛穴開いて歩くのも大事かも。どーすかね?
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by rocketwriter | 2005-02-22 10:26 | 旅&さんぽ

笹元

c0012176_13255958.jpg築地を後にした我々一行は首都高速に乗る。
レイブリを渡り湾岸線へ入って浮島JCTから…
ってことでアクアライン→房総→鴨川と走ってきました。
因みに前日から貫徹状態。

目的はもちろん「笹元」。
am10:50分ぐらいについて(11:00オープン)
無理矢理入れてもらいつつの
客が入り出す11:30ごろまでたっぷり
カウンターに貼り付いて元さんを独り占めするのが美しいのだが
連休&早春の房総が許してくれるわけもなく遅刻しました。
でもイイ感じで遊べたかと思う。

今回の目玉は笹元も初めて扱うという五島産のマグロ。
元さん曰く、大間のマグロの大トロも霞むんだと。
最初は小さな切り身をチラリ味見…
続いて寿司でうーん(脳天直撃されてるイメージ)…
最後には酒のアテで皮下の部分もいただいた。素晴らしい。
他には細魚とS氏もお気に入りのカワハギが特に気に入った。

えっ、写真がちがうじゃんってか?
そらもう、食べるのに一生懸命で撮影なんぞ忘れたです。
数枚撮ったのもあるが、次のを喰いたい一心でピンぼけ連続。
だいたい頭でっかちで行くと、ここん家は半分も楽しめない。
写真の後ろ姿が元さん、奥が二代目さきちゃん。二人がきりもりします。
ちなみに笹元、別にこぎれいだっり気っぷの良い大将が居たりはしません。
カウンターも使い込まれてるし、そこに元さん手製の皿がガラガラ並べられてて
都会の雰囲気和食処に酔ってる方には「?」な存在かもよ。

でもここの料理は素晴らしい。寿司の堅苦しい縛りを軽やかに超越してくれる。
そして主こと元さんの豊富な知識から繰り出される「食の話」が面白い。

都内にはJとかKとかBとかYとか
そらもう万札が幾らあっても足りない寿司屋がありますが
格式とか伝統とか江戸前とか本物(よく言うけどなんだそれ?)とか
そんなのどーでも良いから、美味いもんを喰いたいという心意気の方
そのためには自分の感覚と脳みそと言語を総動員する覚悟のある方
是非二度三度と足を運んで下さい。
値段はとても安い(飲んで喰って5千円行かないぐらい)ですが
アクアライン代などを合わせればそこそこ行ってしまうのは当たり前ですね。
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by rocketwriter | 2005-02-13 13:25 | 魚介道

暁のワンダーランド・2

c0012176_10192389.jpg築地レポは続く。
実はマグロのセリは一回見れば「おー」って感じのもので
その時の興奮は凄いんだが、何度も見るものではないかも。

一方、場内市場は逆だ。
ターレットがやっとすれ違えるような細い通路を挟んで
左右にギッシリと屋台風に仲卸が並ぶ。
マグロ仲卸、大型魚仲卸、小型魚仲卸、貝類仲卸
川魚仲卸、寿司用特殊種仲卸…
しかもそれぞれのジャンルに何軒もの店があるから
写真のような通りが何本もある。

店先に並ぶ魚はさらに圧倒的。
種類も豊富なら、見た目の鮮度も魚屋にならぶものとは段違い。
マグロを解体するシーンもあちこちで見られるし
赤貝をもの凄い速さで剥いている店もあれば
活けのスズキやシマアジをその場で締めている店もある。
見ているだけで2時間ぐらい軽く過ぎてしまいそう。

マグロのセリにしてもそうだけど、僕は場外市場の様子から
もう少し小規模な市場をイメージしていた。
ここは少なくともそのイメージの5倍ぐらいでっかい。
東京周辺の人々の腹を満たすってのはこういうことなんだな。

場内市場は都の条例でプロ以外は買ってはいけないことになっている。
しかし、どー見てもても素人な人たちも買っている。
築地も昔のような厳格なプロの世界ではなくなっているということか?
ただ見ているより買う気モードで回った方が数倍楽しめるに違いない。
というわけで次回は是非、長靴ルック&ボロカッパ姿で買い付けに挑戦だ。
というのも、ターレットが跳ねる水で(魚の血とかが混じってる)
ダウンジャケットがかなり汚れたから。

場内市場を見たら、場外なんか下らなくて歩けないっすよ。

ps
場内はターレットが凄い速度で走り回ってる。
プロから見た僕らは「素人のお上りさんがフラフラしてる」状態。
あちこちから邪魔だと怒られるわ、ターレットに轢かれそうになるわ大変です。
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by rocketwriter | 2005-02-13 10:21 | 魚介道

暁のワンダーランド

c0012176_1955240.jpgam5:30 築地。

それまで手かぎと海中電灯でマグロを品定めしていた仲買人達が
セリ人を中心に人垣を作る。
蛍光灯に照らされた体育館のような倉庫に鐘が鳴ると
セリ人は片手を上げて指をせわしく動かしながら
お経とも歌とも取れないような声を出しはじめた。

すると仲買人もセリ人に向かって手を挙げて指を動かす。
じっくり見ても聞いても、何がどう決まったのかはわからないが
床にごろんと並べられた巨大なマグロの列を
セリ人が移動するにつれて、買い手が次々と決まっていくらしい。
一本のマグロが決まる時間は、見たところ10秒程度だ。

僕らの訪れた区画には数人のセリ人がいたが
そのかけ声は人によってバラバラ!
口元で唸るように声をを出す人もいれば
右の写真(左に立ち、書類を振る帽子の男性)の人は
テノールボイスで浪々と歌い上げる。
彼はご丁寧にかけ声の最後にサビまで付けた。
「はい四番四番四番四番○△□×っ、はい五番五番五…」
僕に聞き取れたのはそのぐらい。

築地の花形=マグロの競りは毎朝5:30からの30分間で3000本が取引されるという。
マグロを卸す会社は築地に五社。そのほとんどが上場企業だ。
僕らが覗いたのは、多分ほんの一角で、どうやら生マグロが中心のセリ場。
見学者(みんな勝手に見るわけです)は10数人いたけれど、多くが外国人だった。
夜明けのワンダーランドに、ほとんどの日本人は興味もないらしいが
それは飽き飽きしているからではなく、単に無知なだけのことだと思う。
まあ僕らもその一人だったわけでお恥ずかしい限り。
東京最強のワンダーランドに今日は思いっきりノックアウトされた感じだ。
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by rocketwriter | 2005-02-12 19:48 | 魚介道

メジマグロ

c0012176_014754.jpgメジマグロ約40cm、980円。安っ。
脂乗りまくりで丸々太ってる。
40cmでこれだけ食べ甲斐のある魚も珍しい。
流石はクロマグロの子供って感じでしょうか。

頭とカマは焼いて、残りは刺身とヅケにして
肝や舌などははオリーブで炒めて
中落ちはユッケにして食べる。腹一杯です。
ちなみにさばくのは簡単。ただし皮引きは難しいです。

↑ちょい訂正。
オリーブで肝炒めたのは、肝が溶け出して失敗した。
美味しいところと苦いというか臭みのあるところがありそう。

ところでマグロの皮はいいかにも抵抗の無さそうな質感で
さばくときに包丁入れた断面を見ると
今時の水泳選手が来てるボディスーツやウェットスーツを思い出す。
平均時速60km/h、獲物を追うときは160km/h近く出す
海のアスリートならではの進化が凄い。
生命の神秘に触れる想いがするです。

メジマグロの身は赤というよりはピンクなんだけど
外洋を高速で泳ぎつつけてクロマグロになるころには
体内に酸素を運ぶヘモグロビンの量がぐーんと増えて
あの見事な赤身ができあがるんだろうな。
そのころにまた会いましょう、なんちゃって。
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by rocketwriter | 2005-02-08 00:08 | 魚介道

トーキョービュー・2

c0012176_14415360.jpg湾岸線の話をした後にこんな記事を読んだ。

僕もカメラを片手に東京をぶらついた時期があって
目的地はベイエリアでもなく、渋谷の繁華街や谷中の下町風情でもなく
どこにでも転がっていそうな、いわゆる郊外と呼ばれるところだった。
そういうのは当時(今もか…)風景写真をかじった人にとって
言っちゃえば流行の行為だったりする。

「東京のすべてが、東京のなかぜんたいにぶちまけてある」
とは片岡氏の言葉だけれど
どこにでもあるが故に視線の上を滑ってしまうような
ありきたりで気遣いもなく、やりっ放されたような景色に
月並みながら、なんとなく同時代性というか
時代の核心を見た気になっていたのを思い出した。

片岡氏にとっての東京は駅から「25分ほど経ったところ」にあるらしい。
距離にするとだいたい1.5kmぐらいのところだろうか?
それがどんな場所なのか、なんとなく想像をした後に
確かめたくなって、仕事の帰りに歩いてみた。

実は僕の住んでいる小金井なんかだと
直線的に25分も歩くと、周りの駅のほうが近くなってしまう。
だからどの駅からも25分離れるというのは無理だけど
商店街を抜け、比較的密集した住宅地を抜けると
そこにあるのは、やっぱり昔撮り歩いたような景色だ。

ただ、片岡氏の景色と僕のそれに重なるところがあるならば
それは東京どころか、至る所で出会えるとも言えそうだ。
国道16号線の輪を越えてもさらに続いて
ずっと離れた地方都市でも、デジャ・ビュのように行き当たる。
いや、注意深く観察すれば、駅前のロータリーにも
新宿や六本木のビル街にも、要するにそこら中にあるとも思う。

「その生活は途方に明けては途方に暮れるだけを繰り返す
したがってそれ故にきわめて東京的な
これこそ東京だとしか言いようのない生活そのものなのではないか。」

…トーキョーというマージナルな風景はどこから来てどこへ行くのか?
そのランドスケープと日本という国のポテンシャルを重ねてみると
これはとても怖いというか、興味の尽きないテーマだとも思う。
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by rocketwriter | 2005-02-05 14:42 | monologue

boards of canada

c0012176_4505215.jpgboards of canada / music has the right to children
CDサンクスSさま。もう10回以上聴いてます。

非常にストイックな音作りで、抑えたダンスビートも面白い。
静寂とざわめきが緊張感を保って両立している音響空間。
どっかで聴いたことある音のようでもある。

アマゾンの評を見るとマイブラの話が出ていて
遠くで鳴っている感じなどは確かにそうだけど(例えばolson)
僕的にはエイフェックス・ツインじゃないかと思う。
ザズーやイーノやドゥーピーズっぽかったりもする。
my life in the bush of ghostsあたり近いかも。
例えばTelephasic Workshop。

夜明け前の森、鉱物ってのはなるほどなって思う。
僕は月面とか火星とかスペーシーなのを想像した。
非常に映像的だということでしょうか?

まだ全体像を掴みきれないですが
音の質感が好きなので、暫く飽きずに聴きこめそう。
欲を言えばぶっとんだところが欲しいってのはシューゲイザー系全体に言えるか?
やはりマイブラは凄い。ブッシュオブゴースツも凄いけど。
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by rocketwriter | 2005-02-04 04:54 | music