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江戸前を捕まえる

c0012176_11185458.jpgたまにはこんな
とれたてもいいかもしれない。
キスの船釣りに招待していただいた。
奥田さん、ありがとうございます。

朝8:00にららぽーとの先にある
船橋港から出航する。
約30分かけてアクアライン近くまで移動。
海は鈍色というか…あまり透明度はない。

肝心の釣りはキスの他に
メゴチ…数釣れるけど小さすぎ。
数は少ないけどイシモチ…
1回で2匹釣り上げた人もいた。
イイダコ…なんか引っかかった。
などが釣れたんだけど
釣れた瞬間のニコッパチは撮影せず。

というのも、釣れた時は必死だし
誰かが釣れると悔しいから集中するしで
おまけに手も魚でヌルヌルなもんで。
実はまな板や出刃も持ち込んだんだけど
使わずに帰ってきてしまった。

それにしても釣れたときの魚の美しさったらない。
中でもイシモチは虹色に輝いてびっくり。
どの魚もそうだけど
表面にすごく薄いガラスのような透明感があって
ウロコの輝きや鮮やかさは息を呑むようだ。
これを見てしまうと、魚屋にならんだ鮮魚は
もう時間が経ってしまっているんだなぁ、と思う。
やっぱり、その場で刺身にしてみるべきだっただろうか?

とはいえ6時間以上は経過した家の台所でも
魚屋の鮮魚とは段違いの鮮度だったのも確か。
また行きたいなぁ…釣り。
ちなみにお世話になったフレンドシップさんは
大島日帰りでカンパチやヒラマサ釣りなどを得意とする。
我々ど素人集団ののんびりキス釣りは
田岡船長にとって骨休めみたいなもんだったらしいです。
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by rocketwriter | 2005-06-22 11:18 | 魚介道

カツオの街、勝浦

c0012176_9491894.jpg笹元を訪れた数日後
今度は銚子から鴨川まで走る。
もういい加減嫌に…と言いつつ
魚屋をせっせと覗いたりして。

鴨川でいちばん旨い寿司屋という題で
漁協と地元の酒屋に聞いてみる。
勝美という寿司屋で意見の一致を見た。
試しに店の前まで行ってみると
周囲の雰囲気も、店内の雰囲気もグー。
仕事が終わると、いそいそと暖簾をくぐる。

6000円ぐらいで適当に握ってくれと言うと
3000円だかのコース握りがおすすめだから
それを食べてからお好みをとすすめられる。
この辺からすでに歯車が狂っていたような。

まずは勝浦は今が旬のカツオを刺身で。
ニンニク醤油とみょうがで食べる定番だ。
刺身は確かに上等でみょうがも合うけど
ニンニクがきつくて
せっかくのカツオの透明な風味が生きない。
※写真は箸を付けたあとに取ったので
綺麗な盛りつけが台無しです。

続いて、おすすめのお任せコース寿司が出る。
お洒落な盛りつけでそつのないまとまり。
でも力が弱いというか、少々シャリも固めでほどけない。
大好きなトコブシも「肝」心の肝が取り除かれ寂しい。

二代目とおぼしき若大将はマジメで頑張ってるし
お母上(先代の女将さん)も色々してくれるんだが
これなら笹元の勝ちだと思った。
勝浦密に期待してたのだがなぁ。
でもまあ、港町らしい勝浦のひなびた雰囲気と
老舗寿司屋ならではの何とも言えない佇まいは◎。
あっち方面で接待(あんのか?)の折には使って下さい。

港町をブラブラほっつき歩いたのも楽しかった。
かつお節工場を探し出してゆずってもらったり
アジやイカ釣りのオジサンと話したり
(とれたて生きた雑魚は野良猫の胃に収まるらしい…)
廻船問屋なんて商売が未だにあるのもはじめて知った。
今度は夜明け前に走り出して、名物の朝市をのぞいてみよっと。
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by rocketwriter | 2005-06-21 09:49 | 魚介道

鴨川の笹元

c0012176_0491017.jpg海岸巡り(肉体労働とも言う)はまだつづく。
三浦半島~湘南走破の旅が終わった翌日は
よせばいいのに富津から鴨川まで走破。
そして当然の如く、笹元に寄るのだ。

夕方早い時間は俺一人だけ。
やったぜ独り占めだよと思ったら
この日の元さんは少々テンション低め。
うーむ、こういう時うもあるのか、珍しい。

ヒラマサが旨い。地のバフンウニもいい。
トコブシも焼き寿司も相変わらず。
なんだ良いんじゃん、といわれそうだが
良い時との差は小さくないような気がした。
お酒飲まないとイマイチ乗れないのもある??
写真は気が付いた時だけ撮影。
いつもながら食べるのに夢中で忘れてしまう。

途中からは陶芸談義になって
元さんが集めたアーティスティックな器を
あーでもないこーでもないと品評会。
韓国の作家のが面白かった。僕も欲しい。
せっかくもらった元さんお手製のお猪口を
忘れてくるという失態も演じてしまいました。
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by rocketwriter | 2005-06-18 00:50 | 魚介道

真鶴半島の福寿司

c0012176_17564476.jpg伊豆後編。
このままでは終われないので
夜は真鶴半島の福寿司に寄る。

千葉の笹元の元さんのように
話が痛快というわけでも
奇想天外な料理が出るわけでもなく
したがって人が絶えない人気店でもない。
シャイで口数も少ない若主人が
正統派な田舎寿司を握ってくれる店。
でも数年前の取材以来
ことあるごとにこの店に足を運ぶ。

真鶴市場でしか魚を買わないから
漁がふるわないとネタが悲しいほど少ないが
一匹一匹顔を見て厳選された魚は
どのネタにも魚の命がみなぎり
都会より心持ち大ぶりなネタと
甘みの強い褐色のシャリの相性もいい。

20回は下らない福寿司行きの中でも
この日は最高のネタが揃った。
予算5000円で適当に握ってもらったので
出た順番にご紹介しよう。(上、左から)

●コチ
80cmぐらいのそこそこの大型のもの。
透き通った風味と弾むような歯応え。
一発目からびっくりの味。

●ホウボウ
20cmちょっとの小さなホウボウ。
豊かな甘みと香りが力強い。

●アブラガマス
驚くほど脂がのっていて
カマスとは思えないトロけっぷり。

●カイワリ
S氏とも噂のアジの仲間。
これはとても小さいもので
一匹まるまるで一貫である。
舌の上で溶けていくような脂身。
大きなサイズはさらに凄いらしい。

●アワビ
小さいけど香りがいい。

●アオリイカ
肉厚も歯応えも豊か。上品な甘さ。

●キス
ここでまたしても驚く。
トロンというかプルンというか、心地よい舌触りは鮮度抜群。
昆布締めもしていないのに独特のうま味と塩気がある。

●シマアジ
真鶴は天然のシマアジも揚がる。今日は本当にラッキー。
真っ白な身の色は養殖と全く違う。

●アジ
いわゆる瀬つきのアジで脂がたっぷりのっている。
鮮度がいいから脂がくどくない。

●イサキ
本日の主役。
寿司屋人生で三回出会えるかという逸品らしい。
自慢などしない主だが、これを握る時は紅潮していた。
50cmほどでイサキとは思えないほど胴回りが太く、色も黒っぽい。
その身は鮮やかな白で口の中で脂とうま味が溢れ出す。

最後に真鯛の潮汁がついてこの日は終わった。
大したこと無い寿司屋体験で、多分最強の寿司だったと思う。
伊豆方面へお出かけの方、湘南方面に在住の方
少々取っつきにくい店ですが、是非ともお出かけ下さい。
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by rocketwriter | 2005-06-11 17:59 | 魚介道

伊豆へ

c0012176_23452670.jpg仕事で日帰り伊豆下田。
天気悪いし梅雨みたいだし、ちょうかったるい。
でも下田という街は悪くない。南伊豆も好きだ。

下田からさらに南に下った弓ヶ浜にある
先輩ライター氏ご推薦の寿司屋に入ろうと思ったら
なんと店ごとなくなってしまったようだ。
実は伊豆歴長いのに、これはというような
美味しい魚介にありつけた試しがないので
今度こそはと気負っていたのだった。

今は無き店を探して、弓ヶ浜をうろうろしていると
近くで起きた事件(らしい…)の容疑者と間違えられ
刑事2名に職務質問までされて踏んだり蹴ったり。
海辺の田舎町で二代目レガシィに後を付けられること10数分
どう曲がっても止まっても追尾してくるのがわかったときは
もの凄く恐ろしかったです。ケーサツだとは思わなんだ。

あきらめて気を取り直して
近所にある伊勢エビが名物の海鮮料理屋に入る。
大したことないのは取材で知っているのだが
空腹には勝てそうもない。
店がアジのたたきがオススメというので取ってみると
確かに脂が乗ってる。悪くないじゃん。
「アジうまいッスねぇ、このへんの?」
「でしょう、アジは良い物使ってますから!」
「地のアジなんすよね?」
「えーと、あるところから特別に取り寄せてます。」
「……」
「そのへんのスーパーじゃ手に入らない上等のアジだから」
うーむ、GRACEで魚を買ったようなものかね??
どなたかここはという伊豆の寿司屋を紹介して下さい。

ギリギリ伊豆に入らない真鶴は凄いです、という話は後編で。
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by rocketwriter | 2005-06-10 23:40 | 旅&さんぽ

TVなんか観ない…

c0012176_23391812.jpgハイパーメディアクリエイターの高城剛さんを撮影。
カメラマンじゃなくてライターなんだが、まーいいや。
それでもって話、やっぱり面白いです。
てゆーかファミレス大好きとかTV観ないとか
妙に共感することが多くて困った。

クルマやオーディオやカーナビには当然詳しい。
カーナビは年に一台、ケータイは毎月買うらしい。
コーヒーオタクでブルーマウンテンにも登ったらしい。
オーディオオタクでカーステはMac mini積んで
iTunes経由でアンプを鳴らすらしい。
最近はDJイベント(5.1ch!)もやってるらしい。
でもTVは大嫌いで、TVチューナーすらないらしい。

今、彼は自分の生活からインターネットを無くそうとしている。
メディアの最先端に居つづけるためには
メディアの中にいたら駄目ということなのだろうか?
インターネットも最近はダサイものが多いでしょ、そう笑っていた。
その最たるモノはミクシイらしいw

ネットを生活から外したとき何が見えるのか
今はそれが知りたい、っていう着眼点が面白かった。
なんか色んな意味でぶっ飛んでて、疾走してました。
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by rocketwriter | 2005-06-06 23:41 | monologue

マゴチとアカイサキ

c0012176_22295746.jpg今日は時間があったので
まずはS氏と角上魚類へ行く。
S氏はマトウダイを、僕は40cm弱のコチ800円を買う。
コチははじめて。マトウダイも食べたこと無いので近いうちに。

S氏と別れ際、GRACEでもコチ勧められたりして…
なんて冗談言ったつもりが、まじでGRACEでもコチを勧められた。
こっちは活け締めではるかにデカかったけど、1250円と高価。

コチを素通りして卵と牛乳買って帰ろうと思ったら
素晴らしくビビッドな色彩の魚に釘付けになる。
それがアカイサキ。これもはじめて。イサキの仲間ではないらしい。
イトヨリダイに似た色合いで、とにかく鮮度がいいらしく鮮やか。
30cm強でむっちり太って、400円というのも安い。

両方ともまずは刺身で食べてみる。
コチはうわさ通り、透き通った上品な風味と歯応え。
皮やウロコの感じがヒラメやカレイに似てるなー
なんてさばくとき思ってたんだけど
味もヒラメをあっさりさせたようなところがある。
お腹に白子があったので、これは酒と湯と塩であっさり煮て
ポン酢で食べてみた。なかなかの珍味です。

でも刺身はアカイサキの圧勝。
皮下に旨味があるとのことで湯引きにしたんだけど
とにかく新鮮。死後硬直してわずかしか時間が経っていないのか
絞めてあるわけでもないのに身は透明感にあふれ
三枚に下ろした切り身を持つと、ビーンと張ったままになる。
ここまで新鮮なのはメジナ以来かもしれない。
適度に脂も乗った身は皮下に豊かな甘みと風味があって
コリコリとした皮ともっちり歯応え豊かな身が素晴らしい。

コチのアラは潮汁にしてみるがキャラが弱かったので
梅干しととろろ昆布のあわせ椀にした。なかなかイケる。
ここで気が付いたのが、じっくり出汁を取って
スカスカになったと思っていたアラが意外にもうまい。
肉の周りにうすいとろみがあり、これが旨味を逃さないらしい。

そしてコチの天ぷらがまた絶品だ。
ほっくりとしながらも歯応えがあって
上品というか透明感のある香りが口に広がる。
天ぷらにすると皮もさっくり揚がって香ばしい。
コチは火を通した方が美味しいような気がする。

アカイサキのアラは煮付けにしたけど
お腹がいっぱいなので明日味見します。
ブログはサボりつつも魚は食べてたんだけど
久しぶりに死ぬほど食べて大満足でした。
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by rocketwriter | 2005-06-04 23:00 | 魚介道