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6月の本

c0012176_1385351.jpg今月は2冊とも科学の本。

・「99.9%は仮説」 竹内 薫
“科学はぜんぶ、仮説に過ぎない”というのが新鮮。

科学的に証明されたことは覆らないような気がするでしょ。
でも例えば、地動説も、ニュートン力学も
後からやってきた天動説や相対性理論に取って代わられて
最近では冥王星も、実は惑星じゃなくて
小惑星だったという学説が有力になっていたりする。つまり…
科学的証明はその時代の最新の仮説に過ぎないというわけです。

すごく解りやすい言葉で書かれた本で
字もでっかいんだけど、僕には難しい所もいっぱいあって
でも、科学が身近に感じられる好著ではないでしょうか。
題材に登場した相対性理論の解りやすい本も、探して読みたくなった。

・「生物と無生物のあいだ」 福岡伸一
文章の巧みな人で、まずそれに驚かされる。
科学ミステリーというか、分子生物学の歴史を追いながら
DNA、核酸、ウイルス、ES細胞といった
生命の大発見の現場を生き生きと見せてくれる。

それにしても、肉体について僕らは
外から隔てられたモノとしての器というか実体があるように感じていて
ところが、分子レベルでは細胞を作るタンパク質やアミノ酸は
川の流れの中の、たまたまそこに密度が高まっている分子の
ゆるい淀みでしかなく、しかも、その分子は高速で入れ替わっている…
なんて聞いたら、ちょっとゾクゾクしませんか?
生命の不思議をのぞき見るのに打って付けの本です。おすすめ。
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by rocketwriter | 2008-06-29 01:39 | book

10人

c0012176_0242025.jpg京都から万年筆を買いに来た男の招集により
金曜の夜は久しぶりの人々と新橋で会う。
話は盛り上がり、金、土と我が家に宿泊される“万年筆”が
土曜は我が家で続きを飲もうと仰る。
こっちも軽いノリで「来いやあ」的な発言をしてみる。

土曜、神保町で7万円の万年筆ご購入を目の当たりにした後
万年筆と分かれ、自宅でだらだらしていると
まずは埼玉から1名様ご到着、ほんとに来たー。
それから90分後、今度は神奈川の2名様+小さい1名様と
青梅から1名様が、千葉の美女1名様と連れだってやってくる、計5名様。

そして最後に、言い出しっぺの万年筆が
鎌倉の1名様を連れ立ってやってきた。
我が家を含め、しめて10人。大丈夫か、うち?
なんの準備もしてなかったものの
皆さんの差し入れを美味しくいただきました。

ワインは CA' DEI FRATI PRATTO 2005 ってのと
COSTE DEL MOLINO ってのですげーうまい。
久しぶりにおいひいワインを頂きました。高いのにすみません。
飲みきった後に我が家で出した かざま甲州2000 が子供の味に思えたよ。

後、モチクリームって初めて食べた。面白おいひい。

焼酎・閻魔は飲まなかったけど戦利品ということで。
チビチビいかせて頂きます。
ホントに遠路はるばる、そして夜遅くまでお疲れ様でした。
今度は藤原庵でお会いしましょう。
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by rocketwriter | 2008-06-16 00:26 | monologue

ビールは我慢

c0012176_19333776.jpgこのところ週末になると雨だ
と、思っていたらやっと晴れた。

コーヒーを淹れる。
石灰を混ぜておいた去年のプランターの土に
先週買ったバジルの苗を植え替える。

切り戻したシェフレラの新芽が出ていないか
穴が開くほど眺め回す、大丈夫か?

ミニバラとかトネリコとでっかいポリシャスが欲しい。
オリーブの鉢も大きな物に替えたい。
あと、自分の部屋に小さなサボテンが欲しい。
クルマが無くなったら、そのへんがおっくうだ。

洗濯機を回す、食器を洗う、掃除機をかける。
カビキラーで風呂場のカビ退治をする。
押し入れの中の、ネコの隠れ家を掃除する。
洗濯機をもう1度回して、乾いたのをたたむ。

午後、シャンプーと洗剤と歯磨粉を買い込む。
ついでにインスタントな昼飯も買い込む。
ご飯を食べながらマガジンXを読む。
食器を洗って電子レンジを掃除する。
夕飯用に炊飯器をしかける。

そして遅くに、久しぶりに自転車に乗る。
30km以上走ることにして、国立の先へとペダルを漕ぐ。
サイコンの画面を見ていると、速度表示が安定しない。
35km/hの直後に17km/hになり、20km/hになったかと思うと
しばらく0km/h表示が続く。
電池は入れ替えたばかりなのだが…。

夕暮れが気持ちよくて、ネコとだらだらゴロゴロ中。
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by rocketwriter | 2008-06-01 19:33 | monologue

5月の本

c0012176_0491653.jpg5月に読んだ本の防備録。

「騙されない!」ための経済学 森永卓郎
 モリタクの本。経済学というより格差社会を
 わかりやすく描いた本という気もする。
 すらすら読める。けど、等身大の視点には共感できる。
 いやほんとに、未来の日本に僕らの安心して住める“国”はあるんでしょうか?

「格差社会-何が問題なのか?」 橘木俊詔
 格差社会が気になって、もー一冊読んでみた。
 これはもしかして、上の本の元ネタなのかしら?
 様々なデータを元に格差社会の現状を掘り起こしていく。
 最低賃金の低さ、貧困者の割合、教育や医療や社会の保証制度、
 どれをとっても、いつの間にか日本は先進国中ほぼ最低になってるんですね。

「アメリカの世界戦略」 菅英輝
 すこし難しすぎた。
 唯一超大国を自認し、その支配力を維持しようとする帝国=アメリカと
 フランスやドイツを主体とするヨーロッパ、そして日本、中国、インド、中東…。
 民主主義、自由経済、グローバリズムといった
 僕らにとってのスタンダードも、押しつけた時点で十字軍的なのかもしれない。
 現ブッシュ・ジュニア以降のアメリカ帝国化の加速はちょっと不気味です。

疑似科学入門 池内了
 いわゆる、科学を装った“非合理”に警鐘を鳴らす本。
 ちょっと挙げてみると、占星術、超能力、健康食品…なんてのの他に
 血液型性格判断、マイナスイオン、クラスター水、アガリクスなんかも切って捨てる。
 このあたりは今や常識的に正論として捉えている人も多いのでは?
 インチキを理論で論破でメッタ切り、的なスピード感は無いけれど
 科学的態度を問い直す、という意味ではとても真面目な本だと思う。
 個人的にはマイナスイオン、血液型なんかはもう少し突っ込んだ物を読んでみたい。

自動車産業は生き残れるか 読売新聞クルマ取材班
 中身は軽いけど、出てくる数字は仕事柄知っておくと便利かも。。
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by rocketwriter | 2008-06-01 00:49 | book