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明日の備忘録

忘れないこと

・先送りはしない
・理詰めではなく
・空間を作る
・気持ちよく

現実の重さにいつも、驚く、戸惑う、足場を失う。
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by rocketwriter | 2008-07-21 22:08 | monologue

横浜と三浦と田無とどこか

横浜、苦手なんだよね、とかいいながら
炎天下の中、東急線で関内駅に出かけてみる。
みんなは土曜日に行っちゃった風だったから
誰もいないかと諦めていた会場に
居る奴はちゃんと居たりして、ホッとした。

ご飯食べて、ビール飲んで、赤外線通信がわかんなくて笑われて
10年以上昔のエピソードは、昨日のことみたいに言われるし
ビルの裏手に停まってる愛車なんて、90年代のソアラだし。

爺様と若者のギャラリートークに胸焼けしながら
故人の写真をチラチラ見返しつつ退屈してると
横浜の歴史的建物だという窓ガラスからの色味が気になって
白く飛んだスレート屋根の上に走る日に焼けたピンク色の電線から
その先の屋根に落ちて干からびた、紙のお皿にピントが合って
そしたらお皿が貝殻に見えて
三浦半島で海ほたるの大発光を見た夏の夜を思い出した。

ギャラリーの壁に、会わなくなった後に書かれたらしい
故人の書いた企画書の抜粋が貼ってある。
ちょっと崇高な理想みたいなのが
彼のイメージよりずっとよそ行きの言葉で綴られてて
時間の迷路に迷い込んだような気になる。

写真は現実の風景の切り抜きだから記録なのかもしれないけれど
こうして久しぶりに見たプリントからはむしろ記憶というか
撮られたその瞬間、すでに死のイメージが重ねられたような
淀みみたいなだるさが伝わってくる。
横浜にいたときは、それが彼のイメージのせいだと思ったけど
ずっと考えていたら、自分が置き去ってきた記憶がそうさせたのかな
なんて、意味もなくまとめてみたりした。

貼り替えたばかりの床板からオイルの臭いが立ち上る自宅で
昔のハガキを整理していると
ギャラリーで会えるかと思った別の奴から電話をもらう。
そう言えば、そいつの代は故人をあまり知らないのだった。
電話を切って、最近凹んだことや、希望がつなげそうなことを想う。
人に会わなきゃとか、最近カメラ持ってないじゃんとか、そんなことも考える。
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by rocketwriter | 2008-07-13 22:27 | monologue